2009年3月17日火曜日

家業の不動産業の儲けを利上げで阻害したという「私怨」で日銀批判をする田中秀臣

家業の不動産業の儲けを利上げで阻害したという「私怨」で日銀批判をする田中秀臣

「田中家は代々都内で不動産業を営んでおりまして、」
「そのためかともかく子どもの頃から日本銀行の金融政策とわが家の状況がものの見事に連動してまして、簡単にいうと金融引締めだと融資が困難になる→抱えている物件が売れない=不動産の資産価値下落(田中家のバランスシート不況)など恒常的債務超過企業に私は齢12から延々直面してまいりました。」

<コメント: バブルかどうかを判断できず、借金を増やして業容を拡大したつけが来ただけで、経営者としての才覚のなさをすべて日銀の利上げのせいにするとは愚かなこと。>

出典は、田中秀臣公式ブログより、http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080724


このように、田中家は、不動産業で労働者階級から暴利をむさぼっていた社会階級の出身、投機資本家土地ころがしで暴利の階層である。
バブル期にも、暴利をむさぼっていたに違いない。田中秀臣は都合の悪いことは一切言わないから。

そりゃあ、不動産業者や株屋にとっては、金利は低ければ低いほど、よいわけで、高度成長期の国際収支の赤字の問題や、インフレに国民が苦しもうが、バブル期にサラリーマンが都内のマンションを買えなくなろうが、知ったこっちゃないのである。自分ら不動産業者が儲かればよいのである。彼らは、近視眼的にとにかく目先、株と地価が上がることを望む。長期的には日本のバブル崩壊のように、上げすぎた相場は、反動で激しく下がる。相場が下がると、政府や日銀のせいにして、財政出動など、これまた近視眼的な株価・地価対策を声高に要求する。将来の財政赤字が国民負担となることなどお構いなしである。そうした「とりあえず」の小手先対応のつけがたまって、にっちもさっちも行かなくなったのが、今の日本経済である。高度成長期から、日本にはこのようなエゴの強いプチ資本家が数多くいた。そのような資本家は国民の敵である。

不動産屋という生い立ちから、日銀憎し、エブリデイ・ゼロ金利のDNAが田中秀臣の脳に刻み込まれているのである。国民生活が苦しもうが、なんだろうが、
土地バブルが再来して、自分らさえ売り逃げられればよいというのが考え方である。
だから、リフレ派は、不自然なくらいバブルを肯定している。

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