2009年3月17日火曜日

若田部昌澄 教授の矛盾点

月刊『VOICE』2007年2月号において、早稲田大学教授若田部昌澄氏は、「フリードマンが見直される年」と題して、「フ教授[ミルトン・フリードマンの略]の言いたい核心は『金融政策の失敗がなければ市場経済は良好に機能する』と言うものである」と偉そうに書いた。

だったら、日本だけでなく、今の英米の不況、金融危機でも、「金融政策の失敗」があった、ということになる。具体的には、彼らが信奉し、日銀が見習えと声高に言っていたグリーンスパン議長か、
現在のバーナンキ議長の「金融政策の失敗」があったことになる。

しかし、若田部昌澄などのリフレ派は、そのような都合が悪い話には触れないで、金融危機に対する日銀の対応がアメリカより劣っていると論点のすり替えをしている。

月刊『VOICE』 2009年2月号「フリードマンの警句」において、フリードマンは正しく、日銀の失政は明らかだとしている。

「フリードマンは、金融政策の効果には「長くかつ可変的なラグ」があると述べていた。」と指摘していると同時に、若田部は、2006年夏から、景気動向指数の一致指数が悪化しているから、タイミング的に
日銀のゼロ金利解除が今回の不況の原因、つまり明らかな外需減少ではなく、不況は日銀の緩和解除によるホームメイドとしているのである。

都合のよい断片だけを取り出して、自説を主張する、リフレ派にはこうした下品な性向が頻繁に見受けられるのである。

田中秀臣 業績一覧 著作集

田中秀臣 上武大助教授「福田徳三の朝鮮観」『上武大学商学部紀要』 12(2), 2001年3月, pp. 17--35.
著書 田中秀臣 上武大助教授『沈黙と抵抗―ある知識人の生涯、評伝・住谷悦治』藤原書店, 2001年1月.

田中秀臣 上武大助教授「『価原』のエコノミー (小特集: 三浦梅園の『価原』をめぐって) 」『環』(藤原書店) 3, 2000年10月, pp. 220--221, 223--230.

田中秀臣 上武大助教授【注・解題】福田徳三【著】 「ボアギュベールの貨幣論と三浦梅園の貨幣論(小特集・三浦梅園の『価原』をめぐって) 」『環』(藤原書店) 3, 2000年10月, pp. 206--219.

田中秀臣 上武大助教授「社会経済学とヒューマニズムの伝統--M.ルッツ&K.ラックスらの所説を中心に」『上武大学商学部紀要』 12(1) 2000年10月, pp. 1--21.

田中秀臣 上武大助教授「福田徳三のマーシャル受容」『上武大学商学部紀要』 12(1), 2000年10月, pp. 53--72.

田中秀臣 上武大助教授「高橋誠一郎の浮世絵と経済学」『上武大学商学部紀要』 12(1) 2000年10月, pp. 73--92.

田中秀臣 上武大助教授共著: 中村宗悦 大東文化大学助教授「戦時下の生活雑誌--『時局月報』と『国防国民』」『日本研究』 (国際日本文化研究センター) 第21号, 2000年3月, pp. 171--186.

田中秀臣 上武大助教授共著: 中村宗悦 大東文化大学助教授「『サラリーマン』と『時局新聞』におけるジャーナリズム批判(特集=メディアの周辺、周辺のメディア) 」『メディア史研究』 (ゆまに書房・メディア史研究会) 9, 2000年3月, pp. 1--23.

田中秀臣 上武大助教授「福田徳三 価格の経済学と厚生の経済学」『上武大学商学部紀要』 11(2) 2000年3月, pp. 27--47.

田中秀臣 上武大助教授「福田徳三と河上肇--明治末期の国民経済論争を巡って」『上武大学商学部紀要』 11(2) 2000年3月, pp. 95--112.

田中秀臣 上武大助教授「戦前日本の生活経済学--ラスキン的伝統と大熊信行」『家計経済研究』 (家計経済研究所) 第45号, 2000年1月, pp. 46--53.

田中秀臣 上武大助教授「福田徳三: テーラーシステム批判と産業合理化」 『産業経営』 (早稲田大学産業経営研究所) 29, 2000年, pp. 89--112.

田中秀臣 上武大助教授「戦時下の松山高商と住谷悦治博士」『上武大学商学部紀要』 11(1) 1999年9月, pp. 21--33.

田中秀臣 上武大助教授共著・中村宗悦 大東文化大学助教授「『時局新聞』論--経済雑誌『サラリーマン』の別動隊」『上武大学商学部紀要』 11(1) 1999年9月, pp. 1--12.

田中秀臣 上武大助教授「零度のエコノミー: 大熊信行論」『上武大学商学部紀要』 11(1) 1999年9月, pp. 35--66.

田中秀臣 上武大助教授「戦前日本のヴィクセル・コネクション (第I部 制度・歴史)」秋葉弘哉編『21世紀の金融問題』 早稲田大学現代政治経済研究所研究叢書 12, 早稲田大学出版部, 1999年8月.

田中秀臣 上武大専任講師共著 中村宗悦 大東文化大学助教授「忘れられた経済誌『サラリーマン』と長谷川国雄」『上武大学商学部紀要』 10(2), 1999年2月, pp. 1--22.

田中秀臣 上武大専任講師「福田徳三の商業教育論」『産業経営』 (早稲田大学産業経営研究所) 26 1999年, pp. 135--152.

田中秀臣 上武大専任講師「高田保馬の勢力経済学論争」『上武大学商学部紀要』 10(1) 1998年9月, pp. 23--40.

田中秀臣 上武大専任講師「高田保馬とJ.M.ケインズ--勢力経済学によるケインズ批判を中心に」『上武大学商学部紀要』 9(2) 1998年3月, pp. 59--78.

田中秀臣 上武大専任講師「Yasuma TAKATA, "Power Theory of Economics", St. Martin's Press」『経済学史学会年報』 第35号, 1997年11月, pp. 175--177.

田中秀臣 上武大専任講師「鬼頭仁三郎の貨幣的分析・再考」森映雄編『金融およびそれに関連する諸問題』 早稲田大学現代政治経済研究所研究叢書 9, 早稲田大学現代政治経済研究所, 1997年3月.
田中秀臣 上武大専任講師「負債と清算に関する一考察: アービング・フィッシャーの負債デフレ理論を中心に」 『生活経済学研究』 平成8年度生活経済学会大会報告 第12巻 1996年12月, pp. 155--168.

田中秀臣 上武大専任講師「土地・貨幣・経済成長」『上武大学商学部紀要』, 8(1), 1996年9月, pp. 193--208.

田中秀臣 上武大専任講師 訳『アダム・スミスの失敗―なぜ経済学にはモラルがないのか』(草思社), 1996年4月.

田中秀臣 業績一覧 著作集

田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 『石橋湛山の戦後』姜克實著--現代に引き継がれる湛山の思想を活写した優れた歴史書」 『週刊東洋経済』 2004年1月17日号(第5868号), p. 74.
田中秀臣 上武大助教授「ハイパーインフレの幻想」『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 第25号, 2003年11月 pp. 45--48.

共著書 田中秀臣 上武大助教授共著 神野 直彦・中村宗悦・飯田泰之『税とは何か (別冊環7)』 (藤原書店), 2003年11月.

著書 田中秀臣 上武大助教授共著 野口旭専修大学教授・若田部昌澄早稲田大学助教授『エコノミスト・ミシュラン』(太田書店), 2003年10月.
共著書 田中秀臣 上武大助教授共著 安達誠司 クレディ・スイス証券シニア・エコノミスト(当時)『平成大停滞と昭和恐慌: プラクティカル経済学入門 (NHKブックス, NHK出版), 2003年8月.

田中秀臣 上武大助教授「今、管理職を襲う「最悪の組み合わせ」とは 昔、課長は「人生の成功者」であった(特集 昇進・昇給の損得勘定 「出世とサラリーマン」今昔物語) 」『プレジデント』 2003年8月18日号, pp. 48--52.

田中秀臣 上武大助教授「高橋亀吉の経済思想--その現代的意義 (特集: 昭和恐慌と平成大停滞) 」『自由思想』(石橋湛山記念財団), 第93号, 2003年4月, pp. 22--32.

田中秀臣 上武大助教授「失われた10年-誤った政策思想が既得権と化す病理(ノンフィクション「教養派」15選+α) 」『論座』(朝日新聞社) 2002年10月号, pp. 199--201.

田中秀臣 上武大助教授『日本型サラリーマンは復活する』 (NHKブックス), NHK出版, 2002年6月.

田中秀臣 上武大助教授「構造改革論『1940年体制』野口悠紀雄--「日本的システム」は原因か結果か(保存版・読書大特集 ニッポン言論のタネ本15+α) 」『論座』(朝日新聞社) 2002年6月号, pp. 183--185.
田中秀臣 上武大助教授「「第2回 連合・連合総研・教育文化協会リーダーズセミナー」- 雇用破壊は構造改革ではない(『連合総研レポート』から (『連合』--平成14年6月)) 」『労働タイムス』 (労働調査会) No. 818 2002年6月, pp. 27--36.

田中秀臣 上武大助教授「第2回連合・連合総研・教育文化協会リーダーズセミナー :雇用破壊は構造改革ではない」 『DIO』 (連合総研レポ-ト) (連合総合生活開発研究所) 160, 2002年4月1日 pp. 5--14.

田中秀臣 上武大助教授共著 中村宗悦・中島正人・高橋正樹 「日本の企業社会研究」(研究プロジェクト活動報告) 『大東文化大学経済研究所報』 第16号 2002年3月, p. 10.
著書 田中秀臣 上武大助教授共著  野口旭専修大教授『構造改革論の誤解』(東洋経済新報社), 2001年12月.

田中秀臣 上武大助教授「「サラリーマンは自立せよ」の嘘-世に氾濫する「サラリーマン自立」本。しかし現実に起こっている事態は?」 『中央公論』 2001年6月号, pp. 218--225.

田中秀臣 上武大助教授「「幻のサラリーマン-経済学はいまだ彼らの存在を知らない」(第20回経済シンポジウム「どうなる日本のサラリーマン社会?」)」 『経済研究』 大東文化大学経済研究所研究報告第14号 2001年3月, pp. 13--25.

田中秀臣 上武大助教授共著 猪瀬直樹(作家・評論家) ・赤間道夫(愛媛大学教授)「パネルディスカッション(大東文化大学経済研究所第20回経済シンポジウム 「どうなる日本のサラリーマン社会?」) 」『経済研究』 (大東文化大学経済研究所) 14号, 2001年3月, pp. 69--83.

田中秀臣 業績一覧 著作集

田中秀臣 上武大助教授 「書評 住谷一彦『日本を顧みて--私の同時代史』」『日本経済思想史研究』 (日本経済思想史研究会) 5, 2005年3月 pp. 75--79.

田中秀臣 上武大助教授「日本人はノーベル経済学賞をとれるのか(特集: ノーベル賞の経済学) 」『経済セミナー』(日本評論社) 第601号, 2005年2月号, pp. 27--29.

共著書 田中秀臣 上武大助教授共著 神野 直彦 東京大学教授・田中優子・原田泰『脱=「年金依存」社会 (別冊環9)』 藤原書店, 2004年12月.

著書 田中秀臣 上武大教授『経済論戦の読み方』 (講談社現代新書), 2004年8月.
田中秀臣 上武大助教授「書評 寺西重郎著『日本の経済システム』」『金融経済研究』 (日本金融学会) 21, 2004年12月, pp. 140--142

田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊『評伝 北一輝』全5巻 松本健一著--伝説に彩られた思想家に肉薄する渾身の書」『週刊東洋経済』2004年7月31日号(通巻第5908号), p. 122.

田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 『石牟礼道子全集』(既刊は第2、第3巻)石牟礼道子著--水俣病の苦しみという言語を超えた世界」 『週刊東洋経済』 2004年7月3日号(通巻第5901号), p. 142.

田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 『史上最悪のインフルエンザ』アルフレッド・W・クロスビー著/西村秀一訳--世界史までをも変えた恐るべき感染病の脅威」 『週刊東洋経済』 2004年5月22日号(通巻第5892号) p. 98.

共著書 章担当 田中秀臣 上武大助教授岩田規久男編著、共著者8人。『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社), 2004年3月.

田中秀臣 業績一覧 著作集

田中秀臣 上武大助教授 「書評 住谷一彦『日本を顧みて--私の同時代史』」『日本経済思想史研究』 (日本経済思想史研究会) 5, 2005年3月 pp. 75--79.


田中秀臣 上武大助教授「日本人はノーベル経済学賞をとれるのか(特集: ノーベル賞の経済学) 」『経済セミナー』(日本評論社) 第601号, 2005年2月号, pp. 27--29.


共著書 田中秀臣 上武大助教授共著 神野 直彦 東京大学教授・田中優子・原田泰『脱=「年金依存」社会 (別冊環9)』 藤原書店, 2004年12月.


著書 田中秀臣 上武大教授『経済論戦の読み方』 (講談社現代新書), 2004年8月.
田中秀臣 上武大助教授「書評 寺西重郎著『日本の経済システム』」『金融経済研究』 (日本金融学会) 21, 2004年12月, pp. 140--142


田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊『評伝 北一輝』全5巻 松本健一著--伝説に彩られた思想家に肉薄する渾身の書」『週刊東洋経済』2004年7月31日号(通巻第5908号), p. 122.


田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 『石牟礼道子全集』(既刊は第2、第3巻)石牟礼道子著--水俣病の苦しみという言語を超えた世界」 『週刊東洋経済』 2004年7月3日号(通巻第5901号), p. 142.


田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 『史上最悪のインフルエンザ』アルフレッド・W・クロスビー著/西村秀一訳--世界史までをも変えた恐るべき感染病の脅威」 『週刊東洋経済』 2004年5月22日号(通巻第5892号) p. 98.


共著書 章担当 田中秀臣 上武大助教授岩田規久男編著、共著者8人。『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社), 2004年3月.

田中秀臣 業績一覧 著作集

田中秀臣 上武大助教授「景気が戻れば「格差」は消える--経済学的にはニートは景気循環的な問題にすぎない(特集・黄金期に入った日本経済)」 『Voice』 PHP研究所, 2006年7月号, pp. 90--95.


田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 日本型ヒーローが世界を救う! 増田悦佐著」『週刊東洋経済』 2006年4月8日号(通巻第6014号) p. 124.


田中秀臣 上武大助教授「「団塊引退」による人手不足は一時的 (新春特集: バラ色の少子・高齢化--少子・高齢化は怖くない--「日本の危機!」を叫ぶ俗説を覆す一〇の確かな正論) 」『Voice』, PHP研究所, 2006年2月号, pp. 76--78.


著書 田中秀臣 上武大助教授『ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝』 (講談社BIZ), 2006年1月.


田中秀臣 上武大助教授「新・金融のドン バーナンキ新FRB議長が伝家の宝刀を抜く日(SIMULATION REPORT 「市場原理主義」の尖兵から「覇権外交」の仕掛け人まで、日本に対峙するマンパワーはあるか 2006 世界の「主役」「悪役」「黒幕」大図鑑) 」『SAPIO (サピオ)』 小学館, 2005年12月28日・2006年1月5日合併号, pp. 14--16.


田中秀臣 上武大助教授「ニート論 景気回復で半減するはずのニートを「経済失政」と「予算」の口実にするな(SIMULATION REPORT 日本だけではない!世界中で進行しつつある「階層二極化」の現実を直視せよ! 世界の「上流社会」「下流社会」) 」『SAPIO (サピオ)』小学館, 2005年11年23月号, pp. 35--37.


著書 田中秀臣 上武大助教授『最後の『冬ソナ』論』太田出版, 2005年9月. <注: 同姓同名ではなく、田中秀臣本人の著書。田中秀臣のハンドルネームは韓流好きのリフレ派。略して韓リフ先生>


田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 『功利主義は生き残るか』松嶋敦茂著」『週刊東洋経済』 2005年8月20日号(通巻第5973号), p. 128.


田中秀臣 上武大助教授「学者が斬る(第219回)日本のエコノミスト市場は質量ともに劣化が進んでいる」 『エコノミスト』 2005年6月28日号, pp. 48--51.


田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 『岩波 天皇・皇室辞典』原武史、吉田裕編集--現代的関心に応え読書意欲そそる読み物性」 『週刊東洋経済』 2005年5月28日号(通巻第5959号) p. 118.


田中秀臣 上武大助教授「日本の経済政策の自律のために--「慇懃なる無視」を伴うリフレへ(特集: いま、日本外交はどうあるべきか)」 『環』(藤原書店) 21号 2005年Spring号, pp. 167--173.

田中秀臣 業績一覧 著作集

田中秀臣 上武大准教授「ブックレビュー 注目の一冊 司法政策の法と経済学 福井秀夫著」『週刊東洋経済』 2007年9月1日号(通巻第6097号) p. 132.

田中秀臣 上武大准教授「福田徳三と中国」『上武大学ビジネス情報学部紀要』 6(1) 2007年9月, pp. 11--23.

田中秀臣 上武大准教授「福田徳三の生存権論」『上武大学ビジネス情報学部紀要』 6(1) 2007年9月, pp. 1--10.

田中秀臣 上武大准教授「翻訳 三浦梅園『価原』」『上武大学ビジネス情報学部紀要』 6(1) 2007年9月, pp. 105--132.

田中秀臣 上武大准教授「ブックレビュー 注目の1冊 現代マクロ経済学講義 加藤涼著」『週刊東洋経済』 2007年6月16日号(通巻第6086号) p. 140.

田中秀臣 上武大准教授「秘密の殿堂 魔力なき"世界経済の新皇帝"バーナンキに「市場との対話」ができるのか(FRBから最強投資軍団、オイルマネーまで世界のマネーはこう動く 世界株乱高下の主役「マネー・フィクサー」をあぶり出す)」 『Sapio (サピオ) 』 (小学館) 2007年4月25日号, pp. 72--74.

田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 誘惑される意志--人はなぜ自滅的行動をするのか ジョージ・エインズリー著/山形浩生訳」 『週刊東洋経済』 2006年12月16日号(通巻第6056号) p.116.

田中秀臣 上武大助教授「テロリズムと経済政策のレジーム転換(特集: 二・二六事件とは何だったのか)」 『環』(藤原書店) 24号,2006年Winter号, pp. 382--387.

田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 都心回帰の経済学 八田達夫編 「国土の均衡ある発展」を批判、大都市集積の利益を実証」『週刊東洋経済』 2006年9月16号(通巻第6041号) p. 110.

田中秀臣 上武大助教授「ブックレビュー 注目の1冊 エコノミストたちの歪んだ水晶玉 野口旭著 景気はなぜ回復したのか 小泉構造改革路線を検証」『週刊東洋経済』 2006年7月1日号(通巻第6029号) p. 154.

著書 田中秀臣 上武大教授『経済政策を歴史に学ぶ』 (ソフトバンク新書, ソフトバンク・パブリッシング), 2006年8月.

田中秀臣 業績一覧 著作集

田中秀臣 著作集・業績一覧

田中秀臣 (たなか・ひでとみ TANAKA, HIDETOMI) 「ひでとみ」と読むのが正確らしい。普通の漢字変換では、「ひでおみ」で一発で出る。

著書 田中秀臣 上武大教授『雇用大崩壊―失業率10%時代の到来』 (生活人新書), NHK出版, 2009年3月.

田中秀臣 上武大教授 「原田泰さんの人と仕事--多岐にわたる研究を貫く、生きた歴史と経済的自由の担保(「石橋湛山賞」特集) 」『自由思想』, 石橋湛山記念財団, 113号, 2009年1月, pp. 25--29.

田中秀臣 上武大教授 共著・鼎談 森永卓郎 経済アナリスト・五十嵐敬喜 法政大教授 「「株価5000円」「1ドル=70円」危急ニッポンへの"処方箋(&常備薬)" 」『週刊ポスト』 2008年12月19日号, pp. 49--53.

田中秀臣 上武大教授 「ただちに金利をゼロにし埋蔵金20兆円を給付せよ(特集: いろいろ異論ワイド 日本経済こう治す) 」『週刊朝日』2008年12月12日号, p. 133.

田中秀臣 上武大教授 「格差社会 デフレ解決が若者たちを救う(全角度分析: 日本経済再生の処方箋) 」『月刊現代』, 2008年11月号 pp. 174--177.

田中秀臣 上武大教授 「Book&Trend テロの経済学--人はなぜテロリストになるのか アラン・B・クルーガー(Alan B. Krueger)著/薮下史郎訳」『週刊東洋経済』 2008年10月4日号(通巻第6166号) p. 172.

著書 田中秀臣 上武大准教授 『不謹慎な経済学』 (講談社BIZ) , 2008年2月.

田中秀臣 上武大准教授「ブックレビュー 注目の1冊 円の未来 田村秀男著」『週刊東洋経済』2008年2月2日号(通巻6123号) p. 106.

共著書 田中秀臣 上武大准教授共編著 野口旭専修大学教授・浜田 宏一エール大学教授・若田部昌澄早稲田大学教授・中村宗悦大東文化大学教授他『経済政策形成の研究―既得観念と経済学の相克』ナカニシヤ出版, 2007年9月.

家業の不動産業の儲けを利上げで阻害したという「私怨」で日銀批判をする田中秀臣

家業の不動産業の儲けを利上げで阻害したという「私怨」で日銀批判をする田中秀臣

「田中家は代々都内で不動産業を営んでおりまして、」
「そのためかともかく子どもの頃から日本銀行の金融政策とわが家の状況がものの見事に連動してまして、簡単にいうと金融引締めだと融資が困難になる→抱えている物件が売れない=不動産の資産価値下落(田中家のバランスシート不況)など恒常的債務超過企業に私は齢12から延々直面してまいりました。」

<コメント: バブルかどうかを判断できず、借金を増やして業容を拡大したつけが来ただけで、経営者としての才覚のなさをすべて日銀の利上げのせいにするとは愚かなこと。>

出典は、田中秀臣公式ブログより、http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080724


このように、田中家は、不動産業で労働者階級から暴利をむさぼっていた社会階級の出身、投機資本家土地ころがしで暴利の階層である。
バブル期にも、暴利をむさぼっていたに違いない。田中秀臣は都合の悪いことは一切言わないから。

そりゃあ、不動産業者や株屋にとっては、金利は低ければ低いほど、よいわけで、高度成長期の国際収支の赤字の問題や、インフレに国民が苦しもうが、バブル期にサラリーマンが都内のマンションを買えなくなろうが、知ったこっちゃないのである。自分ら不動産業者が儲かればよいのである。彼らは、近視眼的にとにかく目先、株と地価が上がることを望む。長期的には日本のバブル崩壊のように、上げすぎた相場は、反動で激しく下がる。相場が下がると、政府や日銀のせいにして、財政出動など、これまた近視眼的な株価・地価対策を声高に要求する。将来の財政赤字が国民負担となることなどお構いなしである。そうした「とりあえず」の小手先対応のつけがたまって、にっちもさっちも行かなくなったのが、今の日本経済である。高度成長期から、日本にはこのようなエゴの強いプチ資本家が数多くいた。そのような資本家は国民の敵である。

不動産屋という生い立ちから、日銀憎し、エブリデイ・ゼロ金利のDNAが田中秀臣の脳に刻み込まれているのである。国民生活が苦しもうが、なんだろうが、
土地バブルが再来して、自分らさえ売り逃げられればよいというのが考え方である。
だから、リフレ派は、不自然なくらいバブルを肯定している。

田中秀臣 (たなか・ひでとみ) 経歴・履歴

田中秀臣 (たなか・ひでとみ) 履歴。Tanaka Hidetomi, CV
実名ブログ: http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/

2006年時点の顔写真 http://www.sbbit.jp/article/3202/

2008年4月 上武大学教授。

2007年4月 上武大学准教授。

上武大学助教授。     

上武大学専任講師。

1996年3月 早稲田大学大学院経済学研究科 単位取得退学。<ソース: ナカニシヤ出版>
<学問の「専門知」の世界において、博士課程修了というのは、博士学位論文が通って始めて名乗れる学歴である。田中秀臣は、博士論文を書いていないので、「修了」とは名乗れないはずである。しかし、数々の著書の著者略歴で、アマチュアの読者に対して、自分を偉く見せるために、博士課程修了を名乗っている。リフレ派は、こうしたインチキによって、国民に対して威張っている。>
?年間、出版社勤務と失業期間ののち、大学院入学。<雇用問題に関するブログ発言において、自分は失業の経験があることを一つの強みとしていた。>
?年、早稲田大学政治経済学部卒。

1961年生まれ。

2009年1月17日土曜日

若田部昌澄 著作集 業績一覧

若田部昌澄(早稲田大学) 「ブックレビュー 注目の1冊 経済政策の政治学 上川龍之進著」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2005.12.10 pp. 114

若田部昌澄(早稲田大学) 「ブックレビュー 注目の1冊 『応用倫理学講義 4 経済』川本隆史編集--思索心を刺激する経済学と倫理学との対話」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2005.10.22 pp. 148

若田部昌澄(早稲田大学)著『改革の経済学 回復をもたらす経済政策の条件』若田部昌澄著(ダイヤモンド社)2005.10.

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(最終回)価値観 経済学者の価値観とは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 42 2005.4 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(17)専門知 経済学の役割とは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 41 2005.3 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(16)メディア メディアの責任をいかに問うべきか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 40 2005.2 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(15)世間知 適切な政策はどのように実現できるのか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 39 2005.1 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(14)危機管理 なぜ誤った政策が採られるのか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 38 2004.12 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(13)環境 環境問題をどのように考え
るべきか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 37 2004.11 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(12)構造問題 構造問題の解決に必要なものは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 36 2004.10 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(11)民営化 郵政民営化はいかに進めるべきか? 」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 35 2004.9 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(10)コミットメント インフレ参照値議論に欠けているものは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 34 2004.8 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(9)年金改革 年金改革議論の出発点とは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 33 2004.7 pp. 14--17

若田部昌澄(早稲田大学) 「西部忠氏の書評に答える」 経済学史学会年報 (経済学史学会) 第45号 2004.6 pp. 95--97

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(8)出口戦略 今、論ずべき出口戦略とは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 32 2004.6 pp. 4--7

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(7)清算主義 なぜ構造改革派が企業救済をするのか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 31 2004.5 pp. 4--7

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(6)論理 議論の前提とは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 30 2004.4 pp. 4--7

若田部昌澄(早稲田大学) 「果てしなく続くストーリー 「偉大なる伝統」、経済学の歴史」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2004.4 pp. 40--46

岩田 規久男編著『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社) 2004.3.19共著者が多いが、日経図書文化賞受賞作。

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(5)リーダーシップ 日米の中央銀行家を分かつものは何か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 29 2004.3 pp. 4--7

若田部昌澄(早稲田大学)(早稲田大学助教授・ケンブリッジ大学Clare Hall College 客員研究員) 「民主党よ、元財務大臣候補榊原英資にご用心 『諸君!』 (文芸春秋) 2004.2 pp. 186--197

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(4)歴史 歴史はどのように利用すべきか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 28 2004.2 pp. 4--7

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(2)マネタリスト マネタリストとは何者か?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 27 2004.1 pp. 4--7

若田部昌澄 著作集 業績一覧

若田部昌澄(早稲田大学) 受賞コメント 「1位『経済学者たちの闘い』若田部昌澄著(Special Report 経済人50人が選んだ 2003年ベスト経済書100) 」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2003.12.20 pp. 110

若田部昌澄(早稲田大学) 「昭和恐慌をめぐる経済政策と政策思想:金解禁論争を中心として」 『経済分析』 (内閣府経済社会総合研究所) 2003.12 pp. 108--139

若田部昌澄(早稲田大学)他共編著。『エコノミスト・ミシュラン』田中秀臣、野口旭、若田部昌澄【編著】(太田出版)2003.11.

若田部昌澄(早稲田大学)他共著の論文集。『税とは何か 別冊環 (7)』神野直彦、田中秀臣、中村宗悦、飯田泰之、原田泰、若田部昌澄(藤原書店)2003.11.

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(2)マクロ経済学 マクロ経済学には人間が存在しないのか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 26 2003.12 pp. 4--7

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済を読むキーワード(1)日本の経済学 「輸入経済学」は日本になじまないのか?」 『経 (Kei)』 (ダイヤモンド社) 25 2003.11 pp. 4--7


「経済史に学ぶ(5)19世紀デフレ日本は克服――早稲田大学若田部昌澄氏(経済教室)」 『日本経済新聞』朝刊p. 23, 2003/08/13.


若田部昌澄(早稲田大学) 受賞者コメント「1位『経済学者たちの闘い』若田部昌澄著(Special Report 日本の危機を読み解く101冊)」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2003.8.2 pp. 127

若田部昌澄(早稲田大学) 「代表的エコノミスト一三人「日本はなぜ停滞続くか」論争対立の構図をひも解く(特集1 日本経済入門--今そこにある危機--講義3 経済を深読みする)」 『週刊ダイヤモンド』 (ダイヤモンド社) 2003.4.5 pp. 52--54

若田部昌澄(早稲田大学) 「昭和恐慌に学ぶ--石橋湛山と『東洋経済新報』の黄金時代(特集 昭和恐慌と平成大停滞)」 『自由思想』 (石橋湛山記念財団) 2003.4 pp. 2--21

若田部昌澄(早稲田大学) 「羅針盤 「混迷」する経済論戦を読む」 『週刊エコノミスト』 (毎日新聞社) 2003.3.11 pp. 72--75

若田部昌澄(早稲田大学) 「昭和恐慌に学ぶ--石橋湛山と『東洋経済新報』の黄金時代」 『経済倶楽部講演』 (東洋経済新報社) 2003.3 pp. 113--173

若田部昌澄(早稲田大学) 「ファイナンスアカデミー 昭和恐慌の教えるもの」 『ファイナンス』 (財務省,大蔵財務協会) 2003.3 pp. 72--77

若田部昌澄(早稲田大学)著『経済学者たちの闘い エコノミックスの考古学』若田部昌澄(東洋経済新報社)2003.2.『週刊ダイヤモンド』誌での「ベスト・オブ・経済書」の年間第3位。

若田部昌澄(早稲田大学) 書評「ブックレビュー 注目の1冊『財界の政治経済史--井上準之助・郷誠之助・池田成彬の時代』松浦正孝著--政治と経済の関係を大戦間期の財界を通して探る」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2003.1.25 pp. 108

若田部昌澄(早稲田大学) 「ブックレビュー 注目の1冊『経済論戦は甦る』竹森俊平著--日本経済の未曽有の危機に立ち向かう挑戦の書」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2002.11.30 pp. 68

若田部昌澄(早稲田大学) 「ブックレビュー 注目の1冊『平成バブルの研究(上・下)』村松岐夫、奥野正寛編--平成バブルの多岐にわたる実証研究だが残るいくつかの不満」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2002.9.7 pp. 56

共著の教科書。すでに第2版が出ている。『経済学入門』藪下史郎、永田良、秋葉弘哉、若田部昌澄(東洋経済新報社)2000.4.

若田部昌澄(早稲田大学) 「福岡正夫著『歴史のなかの経済学--一つの評伝集』」 『三田学会雑誌』 (慶応義塾経済学会) 第93巻第1号 2000.4 pp. 275--278

若田部昌澄(早稲田大学) 書評 「根井雅弘著『経済の歴史』」 『学鐙』 (丸善株式会社) 96(5) 1999.5 pp. 48--51

翻訳 若田部昌澄訳・上原一男と共訳『七つの資本主義―現代企業の比較経営論』C・ハムデン‐ターナー著、A・トロンペナールス著(日本経済新聞社)1997.3.

若田部昌澄 「ジョン・レーの貨幣理論--カナダにおけるスコットランド経済学の伝統」 『早稲田政治経済学雑誌』 (早稲田大学政治経済学会) 1997.10 pp. 196--220

若田部昌澄(早稲田大学) 「アダム・スミスの株式会社論--分業・所有・企業者精神」 『早稲田政治経済学雑誌』 (早稲田大学政治経済学会) 1992.10 pp. 103--132

若田部昌澄(早稲田大学) 「アダム・スミスと企業者精神--スミスの「動態性」とは何か」 『早稲田政治経済学雑誌』 (早稲田大学政治経済学会) 307・308合併号 1992.1 pp. 325--358

翻訳 若田部昌澄訳・上原一男と共訳『テラスで読む経済学物語』トッド・G. バックホルツ著、(日本経済新聞社)1991.6.

若田部昌澄 著作集 業績一覧

「分析対象領域広がる経済学(経済教室)」 『日本経済新聞』 朝刊p. 21ページ 2006/12/28. <JPEのことをJournal of Political Economics(正しくは、Journal of Political Economy)と勘違いして書いてしまい、ネットで指摘され、経済学の知識が疑われる。>

若田部昌澄(早稲田大学) WAKATABE, MASAZUMI 書評 "Michel De Vroey and Kevin D. Hoover(eds.): The IS-LM Model: Its Rise, Fall, and Strange Persistence. Durham and London: Duke University Press, 2004" 『経済学史研究』(旧経済学史学会年報) (The history of economic thought) (経済学史学会) 48(2) 2006.12 pp. 98--101

若田部昌澄(早稲田大学) 書評「ブックレビュー 注目の1冊 ヤバい経済学 スティーヴン・D・レヴィット スティーヴン・J・ダブナー著/望月衛訳 Steven・D・Levitt Stephen・J・Dubner」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2006.9.23 pp. 112

若田部昌澄(早稲田大学) 「通貨とデモクラシーの間で(特集 21世紀 日銀の役割) 」 『論座』 (朝日新聞社) 2006.9 pp. 172--175

若田部昌澄(早稲田大学) 「中央銀行とは何か--市場経済の守護者(特集 誰のための金融か)」 『環』 (藤原書店) 2006年秋号 pp. 54--61

若田部昌澄(早稲田大学) 「竹中「構造改革」の功罪(特集 日本国首脳を決めるのは日本人だ!--小泉政権への「最後の審判」)」 『諸君!』 (文芸春秋) 2006.8 pp. 61--63

若田部昌澄(早稲田大学) 書評「ブックレビュー 注目の1冊 世界デフレは三度(みたび)来(きた)る 上・下 竹森俊平著」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2006.7.8 pp. 116

若田部昌澄(早稲田大学) 「ブックレビュー 注目の1冊 日本経済の構造変動 小峰隆夫著--良識とバランス感覚にあふれる日本経済概説書」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2006.5.20 pp. 116

若田部昌澄(早稲田大学)・稲葉振一郎(明治学院大学教授)・本田由紀(東京大学助教授)との有名な座談 「そんなにいるわけない!仕掛け人・玄田有史 ニート「85万人」の大嘘」 『諸君!』 2006.3 pp. 168--179

若田部昌澄(早稲田大学)他共著。『再分配とデモクラシーの政治経済学』須賀晃一著、若田部昌澄著、薮下史郎著(東洋経済新報社)2006.3.早稲田の政治経済学部らしい本だが、共著者が盗作の裁判に問われ、判決で敗れ、この本は絶版となっている。

「ゼロ金利下の政策を問う(3)早稲田大学教授若田部昌澄氏(経済教室)」 『日本経済新聞』 朝刊p. 24, 2006/03/20

若田部昌澄(早稲田大学) 「ブックレビュー 注目の1冊 丸山眞男の時代--大学・知識人・ジャーナリズム 竹内洋著」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2006.2.25 pp. 114
<日経新聞で『改革の経済学』が書評される。他書評多。>改革の経済学、構造改革支えるマクロ政策説く――若田部昌澄著(読書) 『日本経済新聞』 朝刊p. 22, 2006/01/29.

若田部昌澄 著作集 業績一覧

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.9)大停滞(2)その発生から終息まで」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.12 pp. 75--83

若田部昌澄(早稲田大学) 「改革ブームの事後検証を(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.12 pp. 110--111 若田部昌澄(早稲田大学)・竹森俊平との座談「対談 古典から何を学び、何を得るのか(特集 経済思想は面白い!) 」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.12 pp. 22--27

若田部昌澄(早稲田大学) 「「次代を考える東京座会」からの提言(3)平成大不況「失敗の研究」--宮澤首相と三重野日銀総裁は最善の手を尽くしたか」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.11 pp. 212--221

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.8)大停滞(1)その背景」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.11 pp. 78--84

若田部昌澄(早稲田大学) 「ねじれ政局が景気を助ける?(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.11 pp. 126--127

若田部昌澄(早稲田大学) 「ミルトン・フリードマンとは何者か? 」 『景気とサイクル』 (景気循環学会) 2007.11 pp. 3--13

「エコノミクストレンド、制度・歴史、経済発展を左右(経済教室)」『日本経済新聞』 朝刊p. 27, 2007/11/05.

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.7)大インフレ(3)その教訓 」『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.10 pp. 109--115

若田部昌澄(早稲田大学)・猪瀬直樹氏との座談 「私の東京繁栄論--24時間戦える、世界最先端の都市を作り上げたい」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.10 pp. 122--131

若田部昌澄(早稲田大学)他共著『経済政策形成の研究 既得観念と経済学の相克』野口旭、浜田宏一、若田部昌澄、中村宗悦、田中秀臣、浅田統一郎、松尾匡 (ナカニシヤ出版)2007.9.

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.6)大インフレ(2)その発生と終息 」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.9 pp. 82--88

若田部昌澄(早稲田大学) 「数字の操作が招いた悲劇(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.9 pp. 116--117

若田部昌澄(早稲田大学) 「公務員制度改革は官僚いじめか(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.8 pp. 124--125

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.5)大インフレ(1)その背景」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.8 pp. 55--61

若田部昌澄(早稲田大学) 「ユーロに縛られるサルコジ(ニッポン新潮流)」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.7 pp. 122--123

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.4)大不況(3)大不況の教訓」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.7 pp. 72--77

若田部昌澄(早稲田大学) 「フロンティアが今、おもしろい--経済学の現在(特集 「経済」が嫌いな人へ)」 『論座』 (朝日新聞社) 2007.7 pp. 85--90

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.3)大不況(2)大不況とそこからの離脱」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.6 pp. 82--87
「エコノミクストレンド、民主主義の経済学盛んに(経済教室)」 『日本経済新聞』 朝刊p. 21. 2007/07/02.

若田部昌澄(早稲田大学) 「JALの未来と政策金融改革(ニッポン新潮流)」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.6 pp. 116--117

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.2)大不況(1)大不況への道」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.5 pp. 69--75

若田部昌澄(早稲田大学) 「またも不可解な日銀の行動(コラム・ニッポン新潮流)」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.5 pp. 110--111

若田部昌澄(早稲田大学) 「円安つぶしは筋違い(コラム・ニッポン新潮流)」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.4 pp. 98--99

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.1)なぜ失敗に学ぶのか」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2007.4 pp. 79--83

若田部昌澄(早稲田大学) 「今日の日本経済を読む--視点を共有して政策論争を」 『改革者』 (政策研究フォーラム) 2007.4 pp. 48--51
共著の教科書の第2版。『経済学入門 第2版』石井安憲編著、永田良編著、若田部昌澄編著(東洋経済新報社)2007.4.

若田部昌澄(早稲田大学) 「利上げ問題の先にあるリスク(コラム・ニッポン新潮流)」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.3 pp. 98--99

若田部昌澄(早稲田大学) 「フリードマンが見直される年(コラム・ニッポン新潮流)」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.2 pp. 114--115

若田部昌澄(早稲田大学) 「「アベノミクス」のA面・B面(コラム・ニッポン新潮流)」 『Voice』 (PHP研究所) 2007.1 pp. 116--117

若田部昌澄 著作集 業績一覧

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済学は中国について何を語るか--経済成長、バブル、そして課題(「中国」という問題群) 」『Ratio』 (ラチオ) (講談社) 2008.6 pp. 114--127

若田部昌澄(早稲田大学) 「白川日銀総裁の「できない集」(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.6 pp. 138--139

若田部昌澄(早稲田大学) 「金利 新総裁はゼロ金利に復帰を(特集 大論争!どうなる日本経済) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.5 pp. 89--92

若田部昌澄(早稲田大学) 「『日経新聞』の奇妙な黙殺(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.4 pp. 142--143

若田部昌澄(早稲田大学) 「今の日本経済を読む--改革を促す経済政策とは」 『経済倶楽部講演録』 (東洋経済新報社) 2008.3 pp. 46--89

若田部昌澄(早稲田大学) 「財務省は経済成長が嫌い--なぜ不景気なのに増税に固執するのか」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.3 pp. 142--149

「エコノミクストレンド、運営技術高まる金融政策(経済教室)」 『日本経済新聞』 朝刊p. 21. 2008/03/03

若田部昌澄(早稲田大学) 「日銀総裁人事は重要か(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.2 pp. 130--131

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.11)何を学んだのか」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2008.2月・3月合併号 pp. 69--74

若田部昌澄(早稲田大学) 「農家保護が国を滅ぼす(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.1 pp. 136--137

若田部昌澄(早稲田大学) 「失敗に学ぶマクロ経済政策(vol.10)大停滞(3)その教訓 」 『経済セミナー』 (日本評論社) 2008.1 pp. 77--84.

若田部昌澄 著作集 業績一覧

若田部昌澄(早稲田大学)・宮崎哲弥・山形浩生との座談会記録 「日本を元気にする30冊」『Voice』 (ボイス) (PHP研究所) 2009.1 pp. 148--157

若田部昌澄(早稲田大学)・竹森俊平との座談会記録 「竹森俊平氏「慶応義塾大学経済学部教授」×若田部昌澄氏「早稲田大学政治経済学術院教授」 恐慌回避、躊躇せず刺激策を(深層スペシャル 世界不況の現実) 」 『日経ビジネス』 (Nikkei business) (日経BP社) 2008.12.1 pp. 12--14

若田部昌澄(早稲田大学)・北康利・古川元久との座談 「中小企業を救う妙手(特集 金融危機を突破する法) 」『Voice』 (ボイス) (PHP研究所) 2008.12 pp. 96--103

若田部昌澄(早稲田大学) 「経済学編 これから何が起こるのか? 経済学で「危機」を読み解く 世界を覆う流動性枯渇の深刻 その後に迫り来るデフレ恐怖(特集 金融・不動産発火寸前!--日本経済を吹き飛ばす爆弾の正体) 」『週刊ダイヤモンド』 (ダイヤモンド社) 2008.11.15 pp. 61--65

若田部昌澄(早稲田大学) 「規制緩和 「景気低迷の元凶」説の嘘を暴く(全角度分析 日本経済再生の処方箋) 」 『現代』 (講談社) 2008.11 pp. 183--186

若田部昌澄(早稲田大学) 「日銀不況 白川総裁の失政を問う」 『文芸春秋』 (文芸春秋) 2008.11 pp. 190--199

若田部昌澄 「エコノミクストレンド、大恐慌に学べの虚と実(経済教室)」『日本経済新聞』 朝刊p. 19. 2008/11/03

若田部昌澄(早稲田大学) 「"GDP創出"の経済学(特集 景気回復へ 攻めに転じよ!日本経済) 」 『Voice』 (ボイス) (PHP研究所) 2008.10 pp. 86--95

若田部昌澄(早稲田大学) 「エコノミストたちの栄光と挫折--路地裏の経済学|最終章 竹内宏著」 『週刊東洋経済』 (東洋経済新報社) 2008.9.20 pp. 148

若田部昌澄(早稲田大学) 「温暖化対策が最優先課題?(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.9 pp. 120--121

若田部昌澄(早稲田大学) 「消費者の懐を温める方法(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.8 pp. 154--155

若田部昌澄(早稲田大学)・岩本東京大学教授などエコノミクストレンドメンバーの座談会「複合危機下の世界経済―経済学に何ができるか(経済教室) 『日本経済新聞』 朝刊p. 29, 2008/08/06

若田部昌澄(早稲田大学) 「国は巨大な割り勘機構か(ニッポン新潮流) 」 『Voice』 (PHP研究所) 2008.7 pp. 154--155
「エコノミクストレンド、進化する変動相場制(経済教室)」2008/07/07, 『日本経済新聞』 朝刊, 25ページ<この論考は、日経新聞のオンラインデータベースでは、若田部昌澄の業績にカウントされていない(検索にヒットしない)。岩田部とわざと誤植で登録されているのである(本紙では誤植はなかった)。これは、エコノミクストレンドが新設された時、日経新聞「経済教室」に破格のレギュラー掲載権を与えられたのにもかかわらず、同時期に、「『日経新聞』の奇妙な黙殺」という、日経新聞を批判する記事を発表したことへの意趣返しと考えられる。>